国産(金沢産)ハチミツ6本セット(580g/本)：２０２１年７月初（ユリノキ、サツキ）、7月末（トウネズミモチ）＆１０月（アベリア）採蜜品：非加熱／非加工／無添加
ミツバチ関連の研究の傍ら2002年から趣味として始めた養蜂ですが、今回出品したハチミツは金沢の自宅（石川県金沢市寺地）の車庫の屋根上で飼っている西洋蜜蜂で採れたものです（自宅敷地内ですので、丁寧にミツバチの世話をすることができるという管理面での利点があります。また、屋根の上は、土の上とは異なり、雨水や散水等で汚れを流して清潔に保つことができ、ハチミツに悪影響を及ぼすウィルスや細菌等を非常に少なくすることができるという衛生面での利点もあります）。ところで、近くには、街路樹や川沿いの樹木として、ユリノキ、トウネズミモチ、トチ、桜、サツキ等があり、最近は街路樹等への農薬散布も行われなくなったので、能登で飼っていたミツバチを、金沢の自宅に移動して採取したハチミツです。 趣味での養蜂ですので、ミツバチが十分に水分を蒸発させて、糖度を十分に高めて蜜蓋をするまで待った蜜巣碑から採取されて、蜜巣碑面の50％以上が蜜蓋されている貴重な完熟蜂蜜（糖度80％以上）です（参考：2021年10月採蜜品の巣碑面の画像）。一般に売られているハチミツには、蜜蓋が少なく取扱しやすい糖度が低めの状態で採蜜して、時には、糖度を高めるために、加熱したり、ミツバチが関与していない市販の糖分（砂糖、ブドウ糖、果糖等）を添加したりする場合もあると聞いている。ところで、自宅の車庫の屋根を利用した趣味の養蜂であるため、採取できるハチミツ量は限られています。 本ハチミツは糖度を高くするための処理（加熱・新たな糖分添加等）を全くしていない非加熱・非加工の、今年（2021年）初夏から秋に採れた混ぜ物のない、巣碑面の全面が蜜蓋されている純粋完熟ハチミツです。記載しているハチミツの種類は、採蜜前に開花していて、ミツバチの訪花を確認した花の種類を記載したもので（これまでの経験上、ほぼ正しいと思う）、ハチミツを分析して、花の種類を同定したものではありません。 なお、賞味期限をハチミツの瓶詰時期を基準にすることが多いが、採蜜時期からある期間を経て瓶詰めすることも多々あることから、本製品はより厳格に採蜜時期を基準にしています。なお、当養蜂場の蜂蜜の賞味期限を、採蜜後、4年（糖度80％以上）、3年（糖度80%未満～79％）、2年（糖度79％未満～76％）としています。 ところで、ハチミツの主成分は果糖とブドウ糖ですが、ブドウ糖が多くなると、結晶しやすくなり、冬季に気温が下がると、ハチミツに含まれている花粉が結晶核となり、結晶する場合が多々あります（例えばユリノキ）。冬を迎えて、2021年度採蜜品も結晶し始めています（ブドウ糖は15℃以下で結晶するといわれています）。7月末採蜜品（トウネズミモチ）は結晶が大きいせいか下部に結晶が溜まっていますが、10月採蜜品（アベリア）は結晶が細かいため均一に分散して透明度を少し低くしております。結晶してもハチミツの品質は変わりません。気になるようでしたら、湯煎して溶かしてください。ただし、加熱すると微量成分が変質する可能性があります。 なお、ハチミツは1歳未満の乳幼児には食べさせないでください。 【非加熱・非加工・無添加のハチミツの特徴】 ・花粉（タンパク質）、ロイヤルゼリー、ビタミン類、ミネラル類などの栄養価の高い微量成分が変質せずに含まれている。 ・酵母菌が含まれているので、発酵しやすい。また、酢酸菌も含まれているので、アルコールから酢酸ができ、発酵した場合、酸味が追加されやすい（この酸味を好む人もいる）。但し、糖度が80％以上では殆ど発酵しない。 ・花粉等の結晶核となるものが多いので、結晶しやすい。一方、市販の精製糖を追加して、糖度を調整したハチミツは、花粉等の結晶核となる物質の濃度が減少するために結晶しにくくなるものの、栄養価の高い微量物質の含有量が少ない。 ・加熱による香りや栄養物質の消失がなく、ハチミツが有する本来の特性を維持している。 梱包方法・サイズ：仕切りのある段ボール箱に入れて送付予定。サイズは60サイズの段ボール箱 送付方法：ゆうパック（おてがる便）（60サイズ）。入金確認後1～3営業日以内に発送致します。やむを得ない事情で期間内に発送できない場合は、入金確認後3日以内にその旨を連絡します。 送料：落札者負担 画像説明：画像1【6本のハチミツの全体画像】；画像2【3種類のハチミツののラベル拡大】；画像3【賞味期限、保存方法、注意事項、製造者】；画像4【車庫上の巣箱（巣箱の入口は外壁側）】；画像5【2021年10月採蜜品の巣碑の蜜蓋の状態例(1)：ほぼ全面蜜蓋】；画像6【2021年10月採蜜品の巣碑面の蜜蓋の状態例(2)：ほぼ全面蜜蓋】；画像7【2021年10月採蜜品の巣碑面の蜜蓋の状態例(3)：ほぼ全面蜜蓋】；画像8【2021年10月採蜜品の巣碑面の蜜蓋の状態例(4)：ほぼ全面蜜蓋】；画像9【2021年10月採蜜品の巣碑面の蜜蓋の状態例(5)：ほぼ全面蜜蓋】；画像10【2021年10月採蜜品の巣碑面の蜜蓋面の状態例(6)：ほぼ全面蜜蓋】 画像10を巣箱から取り出すときに、蜜蓋した巣碑面が傷つき、ハチミツが流れ出している。（ミツバチは、各巣房に蓄えられたハチミツの腐敗を防ぐために水分を飛ばして糖度を上げるが、糖度が高くなり腐敗の恐れがなくなったと判断したとき、各巣房を蜜蝋で蓋をすることを、蜜蓋をしたという） なお、画像は2022年2月7日に撮影したもので、昨年撮影した画像は結晶がなかったが、冬を迎えて結晶が発生していることがわかります。結晶ができてもハチミツの品質は変わりません。もし気になるようでしたら、湯煎すれば、結晶を溶かすことができます。が、加熱により、ハチミツ特有の有用な微量成分が変質する恐れがあります。 ※ご落札後2日以内に