【超希少昭和16年初版】十年間 林芙美子 「放浪記」の著者です。

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十年間 林芙美子 著 新潮社 昭和16年1月23日 發行 定價壹圓六拾銭 郵送料拾銭 #ちろみろ文庫 十年間ーのあひだに、もろもろの事物は推移する。作者はこの小説の中に十年間の世相を背景として、若い女性の明暗を、惱みを、さすらひを必死に描いた。篇中、四人の女性の中には、作者自身の姿をも告白して、世紀の激動の中をゆく、ひたぶるな作家精神は、嵐の中の花の香り高さを思はせる。 #林芙美子 はやしふみこ 1903-1951年 山口県生まれ 小説家 尾道市立高等女学校卒。複雑な生い立ち、様々な職業を経験した後、『放浪記』がベストセラーとなり、詩集『蒼馬を見たり』や、『風琴と魚の町』『清貧の書』などの自伝的作品で文名を高めた。その後、『牡蠣』などの客観小説に転じ、戦中は大陸や南方に従軍して短編を書き継いだ。戦後、新聞小説で成功を収め、短編『晩菊』や長編『浮雲』『めし』(絶筆)などを旺盛に発表。貧しい現実を描写しながらも、夢や明るさを失わない独特の作風で人気を得た。 全体:ヤケ,文面軽度,三方とカバーの背や縁ヤケ強め 表紙:シミ、汚れ、表表紙反り少し、背最上下部傷キズ少し 三方:シミ、汚れ、強いヤケ 文面:見返しにシミや汚れ散見、後ろ見返し右下小さな Ⓣ の押印、280,281頁大きくヤケ、128頁小口際縦に折れ、303-307頁,奥付,後ろ遊び紙の上角小さな潰れ カバー:切れ、破れ、汚れ、ヤケ、シミ、スレ、傷など(一部以下に詳細再記) カバーの背最上下部、袖口との山折れ上下部に、それぞれ小さな切れや破れ数ケずつあり。 カバーの背、上の縁、袖口の山折れのヤケや汚れ強め。 文面にヤケ、シミ、汚れ等あるが、通読に問題はないと思いますが、気になられる方はスルーして下さい。 古本であることをご理解の上、画像をご覧いただき、購入を検討ください。 古本屋で購入です。念入りに確認を行っていますが見落としがあるかもしれません。ご容赦下さい。

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